JAバンク東京信連

金融機関コード3013

JAバンク東京信連の採用情報

先輩の声

Y.T

インタビュー

 

(JA経営支援部 経営支援課 2016年入会)

〇現在の仕事内容、やりがいを教えてください。

 JA経営支援部経営支援課に所属し、都内JAの財務状況やリスク量の分析・モニタリング、余裕金運用やリスク管理にかかるJAからの問合せ対応等を担当しています。JA経営支援部は「JAの持続可能な経営基盤の確立」に向け、JAをサポートする部署です。厳しい市場環境が続く中、多くのJAでは貸出金残高の伸長と有価証券等による自主運用の強化に伴う収益確保を見込んでおり、これらに関する分析や問合せ対応はJAの将来にとっても重要な業務です。完璧な正解がある訳ではないので、自ら考えて業務を進めていく必要がありますが、自分なりの見解が出せた時やJAの方から感謝された時には達成感があり、自身のやりがいにも繋がっていると思います。
 また、私はJA東京グループの各連合会(中央会・信連・全農・共済連・農住都市支援センター)が一体となって経営支援を行う「経営支援推進本部」にも所属しています。本組織の会議では、JAの収支シミュレーション分析や、JAの経営改善のために連合会として何が出来るのかが話し合われるため、信用事業だけでなく他事業も含めた幅広い知識が必要です。最初は難しく感じることも多かったですが、若手のうちからJAの経営支援に携われることは貴重な経験だと思いながら取り組んでいます。

〇仕事を通じて学んだこと、今後の目標を教えてください。

 仕事を通じて学んだのは「どんな経験にも無駄なことはない」ということです。
 入会から4年間所属した資金証券部では、当会の有価証券運用にかかるオペレーションや資金繰り管理等を経験しましたが、日々正確かつ迅速に大きな資金の事務処理を行うことが求められる中、ミスをして他部署にも迷惑をかけて落ち込んだこともあります。しかし、このような経験は後任担当者に教える際の工夫に繋がったり、異例事態が起きた際に冷静に対応できるようになったりと、自分の成長のきっかけにもなっていました。
 また、当会は部署によって、取り扱う分野や仕事の進め方、求められる能力、関わる人がかなり異なることもあるため、前の部署とのギャップに戸惑ったり、学んだこととの繋がりを見出すことが出来ずに悩むこともありました。ですが、数年働く中で、ふとした瞬間に過去に身に着けた知識が役立つことはあり、あの時頑張っていて良かったという気持ちになりました。
 今後も今まで経験したことを活かして自分には何が出来るのかを考え、どんな業務でも前向きに取り組んでいきたいです。

〇職場はどのような雰囲気ですか。

 インタビュー

 比較的穏やかでコミュニケーションが取りやすい職場だと思います。
 自分だけでは回答することが難しいJAからの問合せ等に関しては、先輩に相談するだけでなく、他部署の力を借りて答えを導き出すこともあります。JA経営支援部はJA東京中央会と同じフロアで勤務しているため、連合会を跨いだコミュニケーションも取りやすく、業務上の連携や相談もしやすい雰囲気です。
 また、ワークライフバランスが取りやすい職場だと思います。業後や休日には資格取得のための自己研鑽に励んでいる人もいますし、私のように習い事や趣味に時間を使っている人もいます。社会人になってから始めたダンスを今まで続けることが出来たのはこの環境のおかげだと思うので、今後もオンとオフのメリハリをしっかりとつけながら働いていきたいです。

〇就職活動中の学生へ一言お願いいたします。

 苦しい思いをすることもあり、楽しいことばかりではないとは思いますが、就職活動中は色々な大人に会える貴重な機会です。
 私はあまり業界を絞らずに就職活動をしていたため、色々な業界の人とお話をする中で、「こんな社会人になりたいな」という人にも沢山会うことが出来ました。
 最終的には一つの企業を選ばなければなりませんが、どんなことをやりたいのか、どんな風に働きたいのかだけではなく、どんな人になりたいのかを想像しながら就職活動をしてみてください。たとえ入社後にギャップがあったとしても、その後の自分の行動次第で、選んだ道を正解にしていくことが出来ると思います。
 価値観や考え方は変わっていくものだと思うので、今の自分の気持ちを大切にし、あまり気負わずに頑張ってください。皆さんが納得した選択が出来るよう願っています。